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2008.10.31
1970 Mungo Jerry 「In the Summertime」
ちょっと重苦しい話題が続いたので、このあたりで心が晴れるような音楽をひとつ。
その第一弾としてご紹介したいと思うのが、これ
1970 Mungo Jerry 「In the Summertime」

はてさてこのマンゴ・ジェリー、小生はこの1曲しか知らないのですが、中学時代に初めて聴いたときの印象は「何じゃ これ?」
でも、それは底抜けの明るさが溢れていて、何ともいえない快さにいつしか包まれていました。
日本の「ええじゃないか」踊りみたいに、「まあいろいろあるけどハッピーに行こうぜ!」的なノリで全てを包み込んでしまうような大らかさがたまらない魅力の曲です。
極めて単純なリズムパターンと、これまたあまり変化の無いメロディが延々と繰り返されると、念仏声明の世界にはいったかのように、この音楽世界にドップリ取り込まれてしまうかのような気分になります。(全然悪い気分ではないんですよ。)
このレコードを買うことも無かったし、その後あまり聴く機会もありませんでしたが、この曲の印象は鮮明に記憶に焼き付けられました。
ちょっと息抜きにこのダラーッとした曲を聴いてリラーックスしてみてはいかがでしょうか?
1970 Mungo Jerry 「In the Summertime」
もう別世界に連れて行かれちゃったでしょ?
こんなお気楽な音楽をやるのは、何たってアメリカ人だろうと思っていたら、ドッコイこれまたイギリスのバンドだったんです。
彼らのような音楽スタイルは<スキッフル>というものらしです。
ちょっと調べてみたのですが、このスキッフルというのは、実は音楽のスタイルというよりバンドの構成スタイルからきた名前のようで、生ギター、手作りベース、ハーモニカ、ウォッシュボード、カズーなど、誰でも入手できる楽器からなるジャグバンドのスタイルで、これらの楽器を用いてアメリカ産のフォークやブルースを演奏する音楽がスキッフルと呼ばれていたようです。
でも手作りベースって・・・・・。何とこのイングランドの手作りベースとは、紅茶の箱に棒を突き刺し、それに弦を一本だけ張ったものが主流だったそうです。
このように見てくると、立派な楽器を買えない庶民が、鍋・釜・盥を楽器に見立てたり、驚くべきベースを手作りしたりして何とか音楽を楽しもうとしている、原始的というか本能的というか、音楽が好きで好きでたまらない・・・・という感じがダイレクトに伝わってきますよね。
Mungo Jerry こそまさしくこの<スキッフル>の伝統をしっかり受け継いだグループなのかなという感じがします。
さて、この「IN THE SUMMER TIME」の歌詞を訳すとこんな感じだそうです。
2008.11.1追記
最初に紹介した訳詩はあまりにも原詩とかけ離れているのがわかりました。それで自分なりにちょっと訳を考えてみたら、こんな感じかな・・・・と。
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
イエイ夏だぜ お天道様はカンカン照り。
思いっきり手を伸ばせば、空に届きそうだぜ。
あんまりお天気がいいから
お前さんにも彼女ができたぜ。 心の中にな^^
一杯飲んで ドライブして
何が見つかるか探しに行こうぜ。
彼女のオヤジがリッチなら、彼女を食事に誘いな。
彼女のオヤジが貧乏なら、お前さんのやりたい放題。
ガンガンスピードを出せよ。
時速100マイル、いや125マイルだ。
日が沈んだら うまくやれるさ。
待避所でヨロシクな^^。
俺たちゃアブナイ奴じゃねえ。
汚くもないし、意地悪でもねえ。
みんなのことが大好きさ。
でも俺たちゃ好きにやらせてもらうぜ。
お天気が良けりゃ海に釣りにもいくし、泳ぎにも行くさ。
俺たちゃいつでもハッピーさ。
人生はなるようになる。イエイ。それが俺たちの哲学さ。
一緒に歌おうぜ。ディディディディーディ。
ダダダダーダー イエイ。
俺たちゃメチャハッピーだぜ。
ダダダダーダー
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
冬がやってきたら、イエイ、パーティタイムさ。
酒瓶を持ってきな。
お前さんのキラキラ衣装を着れば
ほらもう夏じゃんよ。
ほんじゃもう一度唄うべさ。
彼女がリッチでいい女なら、ドライブに行くかな。
ひょっとしたら落ち着いちゃってるかも。
友達を連れて来いよ。ほんで皆で街へ繰り出そうぜ。
やっぱりいいかげんなルーズな歌詞でした(笑)
そうでなくちゃ、マンゴ・ジェリー面白くない・・・・・^^。
それにしても、リーダーでヴォーカルの Ray Dorset のアフロヘアとあの長ーーいモミアゲはスゴすぎます。
その第一弾としてご紹介したいと思うのが、これ
1970 Mungo Jerry 「In the Summertime」

はてさてこのマンゴ・ジェリー、小生はこの1曲しか知らないのですが、中学時代に初めて聴いたときの印象は「何じゃ これ?」
でも、それは底抜けの明るさが溢れていて、何ともいえない快さにいつしか包まれていました。
日本の「ええじゃないか」踊りみたいに、「まあいろいろあるけどハッピーに行こうぜ!」的なノリで全てを包み込んでしまうような大らかさがたまらない魅力の曲です。
極めて単純なリズムパターンと、これまたあまり変化の無いメロディが延々と繰り返されると、念仏声明の世界にはいったかのように、この音楽世界にドップリ取り込まれてしまうかのような気分になります。(全然悪い気分ではないんですよ。)
このレコードを買うことも無かったし、その後あまり聴く機会もありませんでしたが、この曲の印象は鮮明に記憶に焼き付けられました。
ちょっと息抜きにこのダラーッとした曲を聴いてリラーックスしてみてはいかがでしょうか?
1970 Mungo Jerry 「In the Summertime」
もう別世界に連れて行かれちゃったでしょ?
こんなお気楽な音楽をやるのは、何たってアメリカ人だろうと思っていたら、ドッコイこれまたイギリスのバンドだったんです。
彼らのような音楽スタイルは<スキッフル>というものらしです。
ちょっと調べてみたのですが、このスキッフルというのは、実は音楽のスタイルというよりバンドの構成スタイルからきた名前のようで、生ギター、手作りベース、ハーモニカ、ウォッシュボード、カズーなど、誰でも入手できる楽器からなるジャグバンドのスタイルで、これらの楽器を用いてアメリカ産のフォークやブルースを演奏する音楽がスキッフルと呼ばれていたようです。
でも手作りベースって・・・・・。何とこのイングランドの手作りベースとは、紅茶の箱に棒を突き刺し、それに弦を一本だけ張ったものが主流だったそうです。

このように見てくると、立派な楽器を買えない庶民が、鍋・釜・盥を楽器に見立てたり、驚くべきベースを手作りしたりして何とか音楽を楽しもうとしている、原始的というか本能的というか、音楽が好きで好きでたまらない・・・・という感じがダイレクトに伝わってきますよね。
Mungo Jerry こそまさしくこの<スキッフル>の伝統をしっかり受け継いだグループなのかなという感じがします。
さて、この「IN THE SUMMER TIME」の歌詞を訳すとこんな感じだそうです。
2008.11.1追記
最初に紹介した訳詩はあまりにも原詩とかけ離れているのがわかりました。それで自分なりにちょっと訳を考えてみたら、こんな感じかな・・・・と。
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
イエイ夏だぜ お天道様はカンカン照り。
思いっきり手を伸ばせば、空に届きそうだぜ。
あんまりお天気がいいから
お前さんにも彼女ができたぜ。 心の中にな^^
一杯飲んで ドライブして
何が見つかるか探しに行こうぜ。
彼女のオヤジがリッチなら、彼女を食事に誘いな。
彼女のオヤジが貧乏なら、お前さんのやりたい放題。
ガンガンスピードを出せよ。
時速100マイル、いや125マイルだ。
日が沈んだら うまくやれるさ。
待避所でヨロシクな^^。
俺たちゃアブナイ奴じゃねえ。
汚くもないし、意地悪でもねえ。
みんなのことが大好きさ。
でも俺たちゃ好きにやらせてもらうぜ。
お天気が良けりゃ海に釣りにもいくし、泳ぎにも行くさ。
俺たちゃいつでもハッピーさ。
人生はなるようになる。イエイ。それが俺たちの哲学さ。
一緒に歌おうぜ。ディディディディーディ。
ダダダダーダー イエイ。
俺たちゃメチャハッピーだぜ。
ダダダダーダー
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
チッチ チッ ウッ チッチ チッ ウッ
冬がやってきたら、イエイ、パーティタイムさ。
酒瓶を持ってきな。
お前さんのキラキラ衣装を着れば
ほらもう夏じゃんよ。
ほんじゃもう一度唄うべさ。
彼女がリッチでいい女なら、ドライブに行くかな。
ひょっとしたら落ち着いちゃってるかも。
友達を連れて来いよ。ほんで皆で街へ繰り出そうぜ。
やっぱりいいかげんなルーズな歌詞でした(笑)
そうでなくちゃ、マンゴ・ジェリー面白くない・・・・・^^。
それにしても、リーダーでヴォーカルの Ray Dorset のアフロヘアとあの長ーーいモミアゲはスゴすぎます。
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