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4月15日。低気圧の通過で久しぶりにお湿りがありました。しかし雨は続かず終日ドヨーーーンとした曇り空。小生の頭も天気と同じようにドヨーーーンとしていた一日でした。ここ数日ビデオに録りためた映画を見ていました。もっともほとんどがNHKのBS映画劇場のもので、すっかりNHKに洗脳されているような状態ですが・・・・。

ここ数日で見たのは、「ショーシャンクの空に」「シリアナ(中東問題を描いた作品)」「NOEL」「School of Rock」「二番目のキス」そして「奥様は魔女」。

school of rock01「School of Rock」はリチャード・リンクレイター監督のコメディですが、そこはディズニー映画、まさにお子様向けの作りの作品でしたが、主役のデューイ役を演じたジャック・ブラックのロック馬鹿ぶりが見事でついつい見入ってしまいました。生徒達がブラック・サバス、ディープ・パープル、ドアーズのフレーズを練習したり、アレサ・フランクリンを歌う場面などは「おっ!」と思いましたし、デューイ先生が生徒達の「宿題」と称して、ジミ・ヘンドリックス、イエス、ピンク・フロイド、ブロンディなどのCDを持ち帰らせるシーンを見て、「ロックはやっぱりあの頃をなくして語れないのか・・・・」とも感じました。そして最も単純なこと、「ロックとは何ぞや?」これにデューイ先生はキッパリとこう答えます。「ロックとはボスへの反抗だ!」これはなかなか痛快な台詞でした。リチャード・リンクレイター監督といえば、「ビフォア・サンライズ 恋人までの距離」を撮った監督。その力量はやはりたいしたものだと思いました。



2ndkiss03.jpg
「二番目のキス」はあの「メリーに首ったけ」を撮ったファレリー兄弟が監督したロマンティック・コメディでした。主演はドリュー・バリモアとコメディアン出身のジミー・ファロン。しかし「メリーに首ったけ」はキャメロン・ディアスだったし、本作はドリュー・バリモアと二人ともチャーリーズ・エンジェルであります(笑)。正直な感想は「メリーに首ったけ」ほどハジけていないけれども、こっちの方が好きかも・・・・というところでありました。小生は結局ロマンティック・コメディが大好きなのかもしれません。乙女チックなんでしょうかね?



Bewitched04.jpg「奥様は魔女」はかつて小生が子供の頃に見た60年代のあの名作の映画化ということと、サマンサ役がニコール・キッドマンということで、あのエリザベス・モンゴメリーの清楚な可愛らしさを表現するのは無理だろうとはじめから全く期待せずに見たのですが、どっこいこれが見事に予想を裏切らることになりました。小生にとってニコール・キッドマンといえば、「SPEED」であり、ジョージ・クルーニーと共演した「ピースメーカー」であり、強い女というイメージだったのですが、それが本作では実に可愛らしい・・・・。映画としてどうか?と問われれば答えに窮するところがありますが、娯楽作品として小生は充分楽しませてもらいました。

あのシャーリー・マクリーンがサマンサの母親エンドラ役で出演しているだけでも感動モノでした。しかも実は魔女だったりして^^。

それとこの「奥様は魔女」、バックの音楽が実に素晴らしい。映画ファンはあまり注目しないかもしれませんが、小生などは全編を通じて流れる4ビートのオーソドックスなスイング・ジャズに古き良きアメリカをしっかり感じてしまいました。作り手自身がまさに60年代のアメリカに強い憧れや愛着を持っているんだろうなあ・・・と想像してしまいました。監督はノーラ・エフロン。 音楽はジョージ・フェントン。恥ずかしながら全く耳にしたことがありません。これから少し調べてみようと思います。

ロマンティック・コメディ好きの小生としては、音楽とマッチした作品が大好物で、その意味ではジュリア・ロバーツとキャメロン・ディアスが共演した「マイ ベスト フレンズ ウエディング」を一押ししてきたのですが、この「奥様は魔女」もかなり上位に食い込んでくる作品でありました。

もう少しお話したいのですが、長くなりましたので続きはまた別の機会に・・・・・・。



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