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3月24日。曇り時々晴れ時々雪。今週はまた寒さが戻ってきました。と言っても本格的な冬への逆戻りというものではなく、まさに三寒四温という感じです。でもついこの間までは本当に暖かく、どんどん雪が溶けていたのですが、ここに来て昨日も今日も雪が降るくらいに本当に寒いです。

WBCは本当に劇的な幕切れで優勝。良かったですね。暗い日本社会に久々に明るいニュースでした。それにしても独占放映権を獲得したTBSの実況中継のアナウンサー(林 正浩)は本当にヒドイものでした。一生懸命になって熱くなるのはわかりますが、何と言っても選手の名前を間違えすぎです。岩村と岩隈がゴッチャになったり、今出ている選手の名前すらしっかり把握できないまま思いっきり間違えてアナウンスし、解説の槇原・清原・佐々木に訂正意される始末。当然相手チームの選手などは、選手交代があった後などは9割方間違っていました。記録の紹介などでも間違い連発ですし、テレビ画面を見ていれば素人にもわかるインコース・アウトコースについても正反対のことをしばしば言っていました。こんなアナウンサーがスポーツ実況のプロだというのですから、TBSもお粗末なものです。せっかくの大試合、もう少し放送する側もしっかり勉強して正確に視聴者に情報を提供していただかないと・・・・。あれほどまでに選手名を間違えるなどのミスを聞かされ続けていますと、見ているほうもイライラしてきてせっかくの試合の醍醐味を確実に減じてしまいます。選手の活躍もかすんでしまうほどの実況アナの体たらく。この点に関してはTBSの猛省を求めたい気持ちのオヤジであります。

またしても前置きが長くなってしまいましたが、今日も昔の日本の歌謡曲をご紹介したいと思います。60年代末から70年代にかけて歌謡曲界にポップな感覚をもたらしてくれたこのデュオ。そう「ヒデとロザンナ」であります。正直言って小生が初めて目にしたイタリア人女性はこのロザンナだったように思います。

この頃くらいから外国人の日本への進出というのが顕著になってきましたが、そんな中でもドサ回りの営業として日本を訪れるのではなく、日本を活動の本格的な舞台にするような外国人タレントが増えてきます。以前ご紹介したダニエル・ビダルなどもその草分け的な存在でしたが、日本人とのコンビで活躍するというケースはほとんど無く、その意味では「ヒデとロザンナ」という男女のデュオはとても珍しく新鮮なものでした。

今日ご紹介するのは、1969年発売の彼等の2枚目のシングル「粋なうわさ」と、1977年発売の19枚目のシングル「さらば愛の季節」であります。

1969 ヒデとロザンナ 「粋なうわさ」


ヒデとロザンナと言えば、大ヒットしたデビュー曲の「愛の奇跡」であり、1970年の大ヒットでその年のNHK紅白歌合戦に初出場を果たした「愛は傷つきやすく」を誰もが思い浮かべるところでしょうが、ここではちょっと見過ごされがちな曲をセレクトしてみました。

「愛の奇跡」は作詞:中村小太郎/作曲:田辺信一のコンビによる作品でしたが、どちらかというとイタリアン・カンツオーネ的なイメージで少しばかり大袈裟な感じのする曲でした。そしてその次がこの「粋なうわさ」なのですが、作詞:橋本淳/作曲:筒美京平のコンビに代わります。まさに筒美京平ワールドと言いますか、タイトル通り小粋でファッショナブルな楽曲傾向になります。そしてこの軽妙でモダンなフィーリングこそが「ヒデとロザンナ」には実にピッタリくるように思います。歌い手が実に自然に気持ち良く歌っているのが聴き手の私たちにも伝わってきます。

同じような傾向の楽曲が1977の「さらば愛の季節」です。(埋め込み不可のため下記リンクをクリック^^)

Youtube動画:1977 ヒデとロザンナ 「さらば愛の季節」  作詞:橋本淳/作曲:東海林修

こういう軽い感じが自然なのは、ヒデこと出門英がそもそもボサノバ畑出身ということもあるかもしれません。「ヒデとロザンナ」の前にはボサノヴァ・デュオ「ユキとヒデ」(何とあの渡辺貞夫のプロデュース)として活動していたそうです。そして1968年にイタリア出身の少女ロザンナ・ザンボンと「ヒデとロザンナ」を結成して、デビュー曲「愛の奇跡」でブレイク、一躍売れっ子歌手の仲間入りを果たしたわけです。

二人は1975年2月の結婚を機に、それまでのコロムビア・レコードからワーナー・レコードに移籍します。この「さらば愛の季節」は結婚後の楽曲ということになりますかね。作曲は東海林修氏ですが、どこか筒美京平氏をしのばせる曲調です。

実は筒美京平氏は和製ボサノバに積極的だったようでして、ボサノバ畑出身のヒデに目をつけ「ヒデとロザンナ」に自ら積極的にアプローチしたということのようです。それが2枚目のシングル「粋なうわさ」のB面となった「愛のひととき」という楽曲で、和製ボサノバの隠れた名曲とされているようです。残念ながらこの楽曲はどこにもみつかりませんでした。ということでその代わりではありませんが、3枚目のシングル「ローマの奇跡」のB面に収められた「真夜中のボサノバ」を聴いてみてください。(作詞:橋本淳/作曲:筒美京平)

Youtube動画:1969 ヒデとロザンナ 「真夜中のボサノバ」

実にオシャレですよね。1960年代とはちょっと思えません。ただサビ部分の冒頭はボサノバというよりはまさに筒美京平ワールドと言う感じですね^^。

でもその後なかなかこういう感じの楽曲をサラッと歌えるグループは出てきていないように思います。セールス的にはパッとせず、ある意味実験的なチャレンジだったのかもしれませんが、40年経っても古さを感じさせず充分魅力的です。そんな出門英さんが1990年6月17日、47歳の若さで結腸ガンで亡くなられたことは残念な限りです。枯れた感じの和製ボサノバを聴いてみたかったような気がします。



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