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3月16日。終日曇り。暖かくなりました。やっぱり冬の次には必ず春が来るんですねえ・・・・。あれだけあった雪もだいぶその嵩を減らし、住宅街の生活道路もしっかりアスファルトが顔を見せるようになりました。今日の早朝にはWBCの日本VSキューバがありましたが、なかなか見応えがありましたね。運にも恵まれて勝利につながって良かったです。でもまた日韓対決なんですね。今度はわが北国のエース、ダルビッシュのしなやかな快投に期待しましょう。

さて前回はグループ・サウンズの雄ザ・タイガースの小生お気に入りのB面シリーズをご紹介しましたが、その流れでザ・タイガース解散後独立してソロ・シンガーとなったジュリーこと沢田研二の名曲をご紹介したいと思います。

しかしジュリーはビッグ・スターでありました。出す曲出す曲爆発的なヒットとなり、次から次と新しい仕掛けで大衆をビックリさせてくれました。メイク・衣装・・・・etc etc。何せ最後にはパラシュートまでステージに登場させちゃうんですもんね^^。まさに日本の歌謡曲の革命児・日本のマイケル・ジャクソンでありました。

そんな沢田研二御大でありますが、小生が本日ご紹介したいのはそんなビッグ・スターでありながら、なかなかセールス的にはイマイチだった曲かもしれません。

まず1曲目は1971年にソロになって最初のシングル「君をのせて」。そして、1976年の17枚目のシングル「コバルトの季節の中で」であります。

ニコニコ動画にこの2曲をカップリングした動画がありましたので、そちらをどうぞ・・・。

沢田研二 君をのせて/コバルトの季節の中で



「君をのせて」は、1971年11月に発売された沢田研二の初のソロ・シングルで、「My Boat For You」という英題も付いています。(ちよっと不思議な感じですが・・・。)合歓ポピュラー・フェスティバルに参加した曲なのですが、何の賞もとることが出来ずセールス的にも不振だったということのようであります。

作詞は岩谷時子女史、作曲は宮川泰氏。しかし名曲だと思います。60年代末から70年代にかけてはグループ・サウンズの氾濫で、音楽の品質がグチャグチャになった感じもありましたが、ここに新しい日本の歌謡曲(ポップス)の新しい幕が明けた・・・という感じがします。そう意味でも正統派で実に美しい歌詞を岩谷時子さんが書き、何とも魅力のあるメロディを宮川のオッチャンが書いてくれたと思います。数ある沢田研二の楽曲の中で小生が一番好きなのは、この「君をのせて」であります。

沢田研二氏本人は「OH! ギャルの次に嫌いな曲」と言っているようですが、発表当時から20年以上経った1997年の「サーモスタットな夏」ツアーや2006年の「生きてたらシアワセ」ツアーなどの最終公演で、オーディエンスの熱烈なダブルアンコール(アンコール後の再アンコール)に応える形でサプライズ的に歌唱することがあったと聞きますと、沢田研二自身にとって実はとても思い入れのある大切な大切な曲であって、そう簡単に歌うことを自分でも許さない(例えば、早稲田ラグビー部の部歌「荒ぶる」のように)・・・といった性質の曲なのではないかと勘ぐっております。

しかしこの曲は実に音域が広いし、歌詞の内容も深いので求められる声量的な大小の差も大きく、歌手にとっては実に難曲であります。歌手のオーディションの課題曲にもってこいの曲かもしれません。この曲を歌わせれば、おそらく一聴しただけで歌い手の力量がバレてしまいます^^。

こちらには、1997年のコンサートのアンコールで歌われたライブシーンの動画もありました。ちょっと目頭が熱くなりました。
Youtube動画:歌うのが嫌だった曲

また、おそらく2006年のコンサートのアンコールでアカペラで歌っている動画がありました。何十年という歳月を経てファンと一緒になって歌われる「君をのせて」も実に感動的ですね。

ジュリー・SPアンコール《君をのせて》


二つ目の曲は「コバルトの季節の中で」であります。1976年9月10日発売です。
作詞は小谷夏、作曲は沢田研二本人という貴重な楽曲です。ちなみに、小谷夏とは演出家の久世光彦(あの昭和の名作、時間ですよのプロデューサー)のペンネーム、そうです。久世光彦氏と沢田研二本人とで作り上げた作品であります。

久世光彦氏と沢田研二との付き合いはおそらくかなり古いのでしょうが、1975年には久世光彦制作・演出、沢田研二主演のTBSドラマ「悪魔のようなあいつ※」がありました。この頃から二人の親交は深まっていったのでしょうね。
※「悪魔のようなあいつ」:阿久悠が原作を手掛け、上村一夫が作画を担当した漫画。これを基にドラマ化されたもの。1968年12月10日に発生し放送された年の12月10日に未解決のまま時効を迎えた三億円強奪事件をモチーフとした作品。脚本は後に「太陽を盗んだ男」を手掛ける長谷川和彦が担当した。

最近では久世光彦氏演出、沢田研二主演、coba音楽による音楽劇を展開していたようです。それにしても久世光彦氏の沢田研二に対する思い入れはすごいものがあったようです。久世氏本人が「沢田研二の存在があるからこそ現在の仕事を続けている・・・・」と語っているとのことです。またTBS時代には、「沢田とエレベーターに2人で乗ると、緊張して乗っている時間が長く感じた・・・・。」とも語っていたようです。「男が男に惚れた」ということなのでしょうか? そんな鬼才久世光彦氏も2006年3月2日、虚血性心不全のため都内の自宅で急逝・・・・。残念です。

また今日もダラダラと長くなってしまいました。最後に本日ご紹介した「君をのせて」について、素敵なエッセイを見つけました。ニャンちゅうさんのサイト「DE,DODODO,DE,DADADA」です。よろしければこちらもどうぞ・・・・。この曲を聴きながら読むと、一篇の短編映画を見たような気分にしてくれます。


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