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1月8日。毎日降り続いた雪も今日はお休みでした。久方ぶりに快晴の空を見ました。真っ青の空と真っ白い大地、その間に雪を被った木立がある・・・・・こんな景色を見ると、雪も悪くないと思うのですが、毎日降られるとやっぱり勘弁して欲しい・・・・・と。しかし晴れた分だけ冷え込みが強くなりました。太陽が沈んでからはどんどん気温が下がり、日付をまたぐ今の時間ではおそらくマイナス12度くらいにはなっている感じがします。この冬一番の寒さかな。

さて、今日も1970年の洋楽をご紹介したいと思います。

これまでも1970年の想い出の名曲として、Jerry Wallace(ジェリー・ウォレス)の「Mandom - Lovers Of The World 邦題:男の世界」、 Christie(クリスティ)の「Yellow River」、B. J. Thomas(B.J.トーマス)の「Raindrops Keep Fallin' On My Head 邦題:雨にぬれても」、Creedence Clearwater Revival(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)の「Down On The Corner」、そしてShocking Blue(ショッキング・ブルー)の「Venus」などをご紹介してきました。

しかし1970年を代表するロックミュージック・アルバムは、Beatlesの「Let It Be」であり、サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」であります。

特にBeatlesの「Let It Be」に触れないわけにはいきません。それはポップ・ミュージックの革命家であったビートルズのラスト・アルバムだということ・・・・・。いろいろな思いの込められたこのアルバム「Let It Be」には、表題作の「Let It Be」はじめ、「Get Back」「The Long and Winding Road」などの名曲が粒ぞろいですが、小生がこの歳になって惹きつけられてやまないのが、本日ご紹介する「Across the Universe」です。

Beatles01s.jpg

「Across the Universe」は1967~68年の初めごろ、17枚目のシングル「レディ・マドンナ」のレコーディング・セッションで録音されたものの、しばらく発表されず、その後1969年にWWF(世界自然保護基金)のチャリティ・アルバム『ノー・ワンズ・ゴナ・チェンジ・アワ・ワールド(No One's Gonna Change Our World)』に収録され陽の目を見ることとなった曲であります。

アルバム「Let It Be」はいわゆる『ゲット・バック』セッションをベースとして制作されたものですが、この「Across the Universe」に関しては、それらとはまったく別のテイクの楽曲であり、そういう意味ではちょっと異色の作品であると言えるのかもしれません。

クレジットにはレノン・マッカートニー作品ということになっていますが、実質的にはジョン・レノンの作と言われています。曲の雰囲気からして、小生もジョン・レノンの作詞・作曲の楽曲のような気がします。
ジョン・レノンといえば「Imagine」が最大のヒット作であり、名曲でもありますが、小生は「Imagine」よりも「Starting Over」や「Woman」のほうが好みでありまして、そしてその中でも最も好きなのがこの「Across the Universe」で、この曲こそジョン・レノンの最高傑作だと思っています。

1970 Beatles 「Across the Universe」


ジョン自身が語ったところによると、"words are flowing out like endless rain into a paper cup" という冒頭の一節が浮かんだ後、歌詞を一気に書き上げた・・・・ということのようです。また繰り返し歌われる、"Jai Guru Deva Om…" というフレーズはいわゆるマントラであって、「我らが導師(グル)、神に勝利あれ」(神に感謝を)という意味だということです。このようなマントラを歌詞に盛り込んだのは、1968年にインドで受けたマハリシ・マヘーシュ・ヨーギの講義から着想を得たとも言われています。

またジョン自身は「本当に良い歌は、メロディーがなくても歌詞だけでその価値を見出せる歌であり、それに該当する曲こそが、アクロス・ザ・ユニバースである。」とも言っていたとのことです。(以上 Wikipediaより) それほど彼自身自信を持って作った曲なのかもしれません。

ではその歌詞というのを見てみようと思います。
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#1
言葉があふれ出てきて 終わりのない雨のように紙コップの中に注がれる
それは目の前を通りすぎ 銀河をすりぬけてゆく
悲しみのよどみと喜びの波は
私の無心の心の中を漂いつつ
ぼくに取り憑き ぼくを優しく撫でる
Jai guru de va om (われらの導師、Deva(神)に勝利あれ)

誰もぼくの世界を変えることはできない
誰にもぼくの世界は変えられない

#2
壊れた光が目の前で舞い散る まるで100万の瞳のよに
そして、ぼくを呼ぶ声はこだまする 宇宙の対岸で
思いはユラユラ風にゆられ、からっぽの郵便箱の中の風のよに
アチコチぶつかりながらユラユラ進んでく
Jai guru de va om (われらの導師、Deva(神)に勝利あれ)

誰もぼくの世界を変えることはできない
誰にもぼくの世界は変えられない

#3
地球の影で笑い声が響き渡り 耳を駆り立て、ぼくを誘う
限りのない不滅の愛が私の周りで何百万個の太陽のように輝き
世界のかなたから私を呼び続ける
Jai guru de va om (われらの導師、Deva(神)に勝利あれ)

誰もぼくの世界を変えることはできない
誰にもぼくの世界は変えられない

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いやはや難解です。具体的なものが無く掴み所の無い歌詞のようにも思います。まさに全体から漠然とイメージされる映像を言葉に置き換えたような感じで、小生の印象は「宇宙と自分の心のつながり・・・・」という感覚です。はるか広大な宇宙の視点から地球に焦点が絞られ、更に一人の人間に焦点が絞られ、更にその心に中にへと焦点が絞られていくかのような、どんどん微細なものに視野が集中していくイメージ。そしてそれとは全く逆に、己の心の中からどんどん視野(世界)が広がって、地球全体に広がり、更に宇宙全体に広がっていくかのようなイメージ。これらの感覚はまさに東洋的な瞑想の一つの境地なのかもしれないなと思ったりもします。

「ぼくの世界を変えることはできない  誰にも変えられない。」というフレーズは、結局「自分自身の世界を変えることができるのは自分自身以外に無い・・・・。」ということなのでしょうか。これが真理?

小生もカラダを壊して、今の西洋医学ではなかなか診断もつかず、そのため治療に結びつかないと知らされたときに、マハリシ・マヘーシュ・ヨーギの「超越瞑想法」という本を読み、藁をもつかむ思いでこの瞑想法を学びに行ったことがあります。まだまだ30才前後のことでしたが、本の内容は極めて難解でほとんど理解不能でした。瞑想の学習ではマントラを教えてもらい、それを唱えながら瞑想に入るとの指導を受けたのですが、結局うまく瞑想状態に入ることが出来ず、一緒に学習していた他の受講者の経験談を聴きながら、「何で自分だけうまくできないのかなあ・・・・」と哀しく思ったことを思い出しました。(その後超越瞑想法は断念しました。)

まあそんなことは別として、この曲の凄さは「自然に生まれるべくして生まれた」というような、一切の人為的な作為を超えて生まれたかのような感じがすることです。この曲はまず詞が先に浮かびあがって、それに曲がつけられたものだと思うのですが、そのメロディも実に自然で、奇をてらったところが全くありません。

前半のメロディなどはまさに「ターター・ターター・ターラー・リーラー|ターラー・ターラー・ターラタ・・|ターラー・ターラー・ターラタ・・|ターラー・ターラー・ターラター」(音階表記すれば「CーCー・CーCー・BーAー・GーAー|GーAー・GーAー・GーAG・・|FーGー・FーGー・FーGF・・|GーAー・GーAー・GーABー」)。わかりにくいかもしれませんが、2つの音を交互に繰り返すだけの極めて単純ながら、スーーッと耳に馴染んでしまうメロディです。子供が最初に歌うことを覚えて鼻歌を歌っているかのようなメロディです。こんなんで魅力的な音楽になるのか?と思ったりもするのですが、ドッコイめちゃくちゃ魅力的なんです。これは作ろうと思って作れるメロディではないような気もします。

歌詞といい曲といい、どこか自然に浮かび上がってきて、ジョンの脳を通してわれわれの前に現れたかのような印象です。神ががりになった人が書き表した文字や文章(日月神示)のような自動書記とも呼ばれる現象が音楽の世界で起こったかの印象を受けてしまいます。このような感覚は1970年当時の小生では全く感じることの出来なかったことで、50歳を超えてやっと多少は分かった・・・・・?のかなと思ったりします。

なお、NASAの設立50周年を記念して、2008年2月4日米東部時間午後7時(日本時間5日午前9時)に北極星へ向けてこのこの「Across the Universe」が発信されたとのことです。何ともスケールが違いますね。

ジョン・レノン、ひょっとしたら宇宙人だったのかも。驚く

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