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12月25日。クリスマス当日。夜になって雪になってきました。深夜になって雷が轟き、猛烈な吹雪になっています。わずか1時間足らずで10センチも雪が積もっています。こんな激しい吹雪は子供の頃に経験したことはありますが、ここ10年間ではちょっと記憶がありません。横殴りの雪でほとんど視界がきかない状態です。こういうときに多重追突事故がおきるのでちょっと心配です。明日は吹雪で外出もままならない可能性があると思って、今日はしっかりパンとタバコを買い込んできました。ヨカッタ・・・・。


毎年今年を象徴する漢字一文字というのが選ばれていますね。2008年は「変」でした。
これは一般市民の純粋な投票数によって決まるものらしいのですが、過去の文字を眺めてみても、これがなかなかご時世を正しく表しているように感じます。同様に毎年選ばれている「流行語大賞」などよりも、より的確なのではないかなと・・・・。

この2008年を総じて眺めてみますと、小生の印象は「おバカの年」であったのかな?という印象でした。因みに昨年は「オネエの年」・・・・。

オバカブームもオネエブームもテレビがプロデュースしたものではありますが、それが視聴者にいとも抵抗無く受け容れられてブームになるというのは、ちょっと心配な感じがしないでもありません。それだけテレビのもつ影響力はタダモノではないということなのでしょう。まさに40年前にマクルーハンが指摘したとおりになっています。そうなると、テレビの作り手の質と言いますか、品格というものが社会に多大な影響を及ぼすということになるわけで、その辺は作り手側も充分に認識してもらわないといけないのではないかと思うとります。

そこで2008年を振り返ってみるとどんなもんでしょう?
真っ先に思い浮かぶのが、おバカタレントがあっちでもこっちでも引っ張りだこだということ・・・・。

そして、このおバカタレントはオバカを演じているのではなく、知的な部分で正真正銘のオバカであるというのが今年の特徴です。藤山寛美さんが演じたようなオバカではありません。

彼らを見て、視聴者である一般ピーポーはどのように思っているのでしょうか? 自分より劣った人間を笑いものにすることで、自分たちのストレスを発散しているのか・・・・。
もしそうだとすれば、ちょっと危険な兆候かもしれません。

このおバカタレントをプロデュースしたのが、今や司会者として飛ぶ鳥を落とす勢いの「島田紳介」。

そもそもお笑い業界では、特に少し業界での立場が強くなったようなお笑い芸人、例えば先ほどの島田紳介、ダウンタウンの浜田雅功や松本人志などが、格下のイジラレ芸人を徹底的に笑いもの晒し者にすることで番組を作っています。こういう番組を見ていると、こういうところから子供たちはイジメの仕方を勉強するんだろうなあ・・・・と思ってしまいます。

もっともお笑いの場合は仕事上のお約束であって、仕事が終われば常識的な人間関係に戻るのが通常だとは思います。見ている子供たちもそれは敏感に理解していると思います。しかし子供たちの場合は、そのお約束がいつしか日常当たり前の人間関係にすりかわってしまうことが多々あるのではないか・・・・と思うんです。こうしていつからか常習的なイジメられ役が固定化して、自分の思いとは全く無関係にイジメラれ役を続けなくてはならなくなる・・・・。

そうなると、こういう番組はかなり罪深いことをやっているともいえそうです。そう意味でお笑い番組ももう少し笑いの質というものを考えて欲しいと常々思ってきました。

ただ今年のオバカタレント・ブームはこのお笑い業界のお約束とはちょっと異質なものです。オバカタレントは自分が真に無知であること(オバカであること)をもって自分の存在価値としているということと、それを視聴者が喜んで見ているということが特徴的なのではないかと感じます。そしてそれはかなり不気味な感じがしています。

でも島田紳介がオバカタレントを罵り倒し、バカにし倒すような番組の視聴率が高い・・・・。それはテレビ画面の向こう側で同じように相手を罵り倒し、バカにし倒すことを快く思っている人間がたくさんいるっていうことだからでしょうかね?

もしそうだとすれば、これはやっぱり日本社会や国民にかなりの歪みが生じている兆候なのかもしれません。テレビの中のおバカタレントを見て、自分自身の存在の優越性を確認する・・・・。視聴者は全く意識していないかもしれませんが、これはちょっと歪んだ世の中のような気がします。自分より劣等な者を確認して、今の自分の不平不満を紛らわせるという手法は、かつてヒトラーがユダヤ人をスケープゴートに仕立て上げた手法と相通じるものがあります。そう考えると今の日本人の閉塞感はこの経済危機が発覚する以前からかなり高まっていた・・・・といえそうです。

もう一つ2008年を「オバカの年」と印象させてくれたのは、わが日本国の宰相「麻生太郎」氏であります。この点については小生が改めてどうこう言うこともありませんね。色々な面においてあれほどのオバカだったとは、同じ自民党の国会議員の諸先生も知らなかったのでしょうか? それとも知った上で選挙には有利だと判断して総理大臣に選んだのでしょうか・・・・?

しかし首相自身が言っているように、100年に1度の経済危機に対して一国の指導者が「オバカ」では洒落になりません。お笑い番組とは違うのですから・・・・。もう少し世界の情勢・国民生活の実情・国民感情を理解し、適切な時期に適切な対応のできる腹の座った人物はいないのでしょうか? ここは一刻も早くその座を明け渡していただくのが、最も国民のためになるということをご自身で感じ取っていただきたいものだと心から願っています。

繰り返しますが、テレビのもつ影響力はタダモノではないということをテレビ局の関係者はもう一度認識を新たにして欲しいと思います。報道という点では新聞に劣等感を持ち、ドラマでは映画に劣等感を持ち、自分たちの優位性はスポーツ中継とバラエティ番組にあると考えているのかもしれませんが、質の優劣はさておき、全てにおいて今や最も影響力を持っているのは明らかです。だからこそ自分たちが放送する番組が社会に与える影響というものを常に念頭に置いて、クオリティの高い番組を作って欲しいものだと思います。

小生が子供の頃や青年時代は、アメリカのドラマなどを見ては、いつかは自分たちもこんな豊かで明るい生活を・・・・と夢見ていたものです。テレビは憧れの世界を映してくれるものでした。今やもうそういう時代では無いということは分かっていますが、自分自身そんなに残されている時間も多いとは思えませんし、できることなら昔のテレビのように画面の向こうに憧れが見えるような番組を、それを見て「ああ良かったなあ・・・。」と思えるような番組をたくさん見たいものだと思います・・・・。

追記。
このように特定の人物を罵り倒し、バカにし倒し、笑いものにすような番組はお笑い芸人の専売特許ではありません。例えば日本テレビの日曜夜放送している「中居正広のブラック・バラエティ」などという番組もかなり程度が悪いです。あれも見ていてあまり感じのいいものではありません。そしてイジメの主役は国民的アイドルグループのメンバー、中居正広・・・・・。SMAPのメンバーもそれぞれご立派になって、かなり嫌な部分を平気で見せるようになってきましたね。何をやっても許されるというような雰囲気を感じます。皆が陥る落とし穴にすっかりハマリかけていますな。

このように書いてきて、ふと思いついたことがありました。
小生は「テレビの視聴者がテレビの中のおバカタレントを見て、自分自身の存在の優越性を確認する・・・・」と書きましたが、「もしそうじゃなかったら?」ということです。視聴者がのおバカタレントを見て、「こいつらも俺も、バカさ加減は変わらないじゃないか・・・・。」と安心して喜んでいるのだとしたら・・・・・・。

それはそれで末恐ろしい世の中になってきているという証拠かもれません・・・・。がーん
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