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2001.04.18 映画と音楽
最近身の回りでいろいろな出来事があり、そのことを書き始めるとかなり愚痴っぽくなりそうなので、ここはひとつ肩の凝らない映画の話なんぞでお茶を濁させていただこうと思います。

映画は総合芸術であると良く言われますよね。文学・演劇・美術・音楽、確かにそこにはたくさんの芸術的要素がびっしり詰まっています。しかしそれはそういう要素があるというだけのことであって、その質についてはまた別次元の話です。

観客は目で耳で、そして最近はカラダ全体で2時間とかの間、光と影そして音響によって構築された世界に閉じ込められ、作り手が繰り出す刺激に晒されることになるわけで、質の高い映画は観客に心地よさを与えひととき現実世界の煩わしさから逃れる手助けをしてくれますが、逆に質の低い映画は不快感とそれ以上に精神的肉体的苦痛をもたらすのもまた事実です。

もうこの歳になると奇をてらった映画はちょっと厳しいものがあり、どうせ見るなら「気分が良くなるもの」を無意識的に選択してしまいます。そういう意味では初めて見ることに意義のある映画というのではなくて、何度も何度も見たい映画がお好みということになるのでしょうか・・・・。

私が音楽畑に足を突っ込んでいることもあり、今回は音楽に焦点を当てて超個人的趣味を基準に「私のお勧めする心地よい映画ベスト3」を選び、それらにまつわる無駄話しをしてみようと思います。


さて私のお気に入りベスト3ですが、まず第一はビリー・ワイルダー監督の「アパートの鍵貸します」。

apart01.jpg


ジャック・レモンとシャーリー・マクレーンが共演したラヴコメディの名作中の名作です。私が余計な解説をするまでもありませんね。毎年クリスマスシーズンになるとなぜかこの映画が恋しくなるほど大好きな映画です。

次に好みは分かれるところだと思いますが、パーシー・アドロン監督のドイツ映画「バグダッド・カフェ」

Baqdadcafe.jpg


ラスベガス近くの砂漠地帯にポツンと佇む一軒のモーテルを舞台に繰り広げられる住人達の不思議な交流と奇跡・・・・。何度見てもその都度何かが心に染み込んでくるような作品です。

そして最後は P・J・ホーガン監督の「マイ・ベスト・フレンズ・ウエディング」

mybestfriend.jpg


今年のアカデミー賞でオスカーを獲ったジュリア・ロバーツが主演し、あのキャメロン・ディアスが助演した1997年のハリウッド映画。これもジャンルでいえばラヴコメディです。

最初の2本は「うーむ。なるほど」と肯いていただけるかと思いますが、最後の1本については「ちょっと違うんじゃない?」という声があちこちからあがりそうです。それどころか「そんな作品聞いたことも無い。」という方も多いかもしれませんが、実はなかなか心地よいんです、これが。詳しい話はまた後でということで・・・。

私自身は映画通というわけでもないので、他にも素晴らしい作品があるかと思いますが、あくまで乏しい経験と独断的趣味嗜好で選んだものですので、そのへんはご容赦願います(笑)。

さてこの3本に共通して言えるのは、映像と音楽がとてもうまくマッチしているということ。

音楽という点に関して言えば、音楽は抜群に良いのだが、ストーリーがいまいち・・という作品も結構ありますよね。

例えばダスティン・ホフマン主演の「卒業」、サイモン&ガーファンクルの音楽は画期的だった。

sotugyou.jpg


それからクロード・ルルーシュ監督のフランス映画「男と女」、音楽はフランシス・レイ。そうそうあの「シャーバーダー シャバダバダ・シャバダバダ、ダーラーリー シャバダバダ・シャバダバダ・・・・」です。

unhommeetunefemme.jpg


そして初めてモダンジャズを映画音楽に採り入れたルイ・マル監督、ジャンヌ・モロー主演のフランス映画「死刑台のエレベーター」。音楽は言わずと知れた帝王マイルス・デイヴィス・・・・。

elevator.jpg


これらの映画は音楽の方が勝ってしまっていて、私の場合見終わった後映画全体の印象よりも音楽の印象の方が強烈に頭に残ってしまいました。これは総合芸術という意味ではやっぱりアンバランスというかちょっと失敗ということになるのではないかなと思っています。

今日はこのへんで・・・・・。
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