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2009.03.28
気になるミュージシャン 土岐麻子
3月28日。晴れのち曇り。ずいぶん雪が溶けました。もうすぐ4月ですもんね。
今日夜、テレビで「ミューズの晩餐 My Song, My Life(テレビ東京系)」を見ました。ゲスト・ミュージシャンは女性ボーカリストの土岐麻子。土岐という苗字は珍しいなあ・・・と思いつつ見ていました。小生は土岐麻子というボーカリストについて全く知りませんで、今日初めてその顔を見、歌を聴いたと思っていたのですが、実は数多くのCMで彼女の歌やナレーションを耳にしていたんですな。ご存知の方は「そんなの常識じゃん・・・・。」ということなのかもしれませんが、小生はこの番組で初めてその事実を知ったわけです。
例えば、このCMは彼女が作曲し歌っているとのことのようです。
2008 Toki Asako 「How Beautiful」
そうです。ユニクロのCMに使われている曲です。この他にも日産「TEANA」のCMに使われたこんな曲もありました。
2008 土岐麻子 「Waltz for Debby (LIVE)」
そうです。あのビル・エバンスの名演で名高い「Waltz for Debby」に日本語の歌詞を当てて歌ったものですね。この他にも野村證券のCMジングル「まず野村に 聞いてみよう」も彼女が歌っているとのこと。まさに現在CM業界で引っ張りだこの女性ボーカリストだったんですね。
で、土岐という苗字で最初に小生が連想したのが、ジャズ・サックス・プレイヤーの土岐英史さんだったのですが、彼女は土岐さんの娘さんでした・・・・。1976年3月22日生れの33歳。幼少期から父親のライブにくっついていくなどして音楽に目覚め、自らもバンドを結成しギターやベースを担当するなどしてきたものの、自分の声が嫌でボーカルは絶対やらなかったそうです。その後早稲田大学第一文学部に進み、早稲田の軽音楽サークルで先輩から「うまくなくてもいいから、同じセンスのボーカルを探している」と口説かれ、初めて歌うようになったというから驚きです。
1997年にバンド「Cymbals」のリードシンガーとしてデビューするも2004年1月にCymbalsは解散し、2004年2月サックス奏者の父・土岐英史との共同プロデュース・アルバム『STANDARDS~土岐麻子ジャズを歌う~』でソロデビューを果たします。以来CM業界をはじめ、他のミュージシャンの作品に参加するなど多彩な活動を続けてきたとのこと。知りませんでした・・・・。
「ミューズの晩餐 My Song, My Life」の中で、そんな彼女のお気に入りの一曲は小さい頃からいつも家庭で聴いていたという、アース・ウインド&ファイアーの「セプテンバー」だということで、お披露目がありました。こんな感じでした。
2009 土岐麻子 「セプテンバー」
何と言うか癒し系の歌声なのかと思います。本人も「自分が目立つことよりも、聴いている人が主役で自分の音楽はその背景になれればいいと思ってやっています。でも単なるイージー・リスニングというわけでもないのですが・・・。」と言っていました。人となりも実にナチュラルで素敵だなあと思いました。
そんな彼女が辿ってきた経歴、特にデビューした「「Cymbals」」の音楽や、その後の傾向を見ると、どこかにあのピチカート・ファイブの匂いを感じてしまいます。逆に言えば、それほどまでにピチカート・ファイブというユニット(特に小西康陽)の与えた影響力というものがいかに大きかったのかを改めて思い知らされた感があります。
最後にもう1曲。ビッグバンド・ジャズと土岐麻子という組み合わせで・・・・・。
Your Voice (sings with 土岐麻子) 中塚武
中塚 武という作曲家・プロデューサーも早稲田の出身みたいですね。この人物に関しても全く知りませんでした。「どれだけ今を知らないんだ!」とお叱りを受けそうです。しかしこの楽曲などはなかなかイイ感じだと思います。ただこの曲などにもピチカート・ファイブのポップな匂いを感じてしまうのは小生だけでしょうかね? それにしても早稲田の軽音楽の実力はあなどれない・・・。後輩諸君は大したものです・・・・・。わしなんぞはどうしたらいいもんだか・・・・
今日夜、テレビで「ミューズの晩餐 My Song, My Life(テレビ東京系)」を見ました。ゲスト・ミュージシャンは女性ボーカリストの土岐麻子。土岐という苗字は珍しいなあ・・・と思いつつ見ていました。小生は土岐麻子というボーカリストについて全く知りませんで、今日初めてその顔を見、歌を聴いたと思っていたのですが、実は数多くのCMで彼女の歌やナレーションを耳にしていたんですな。ご存知の方は「そんなの常識じゃん・・・・。」ということなのかもしれませんが、小生はこの番組で初めてその事実を知ったわけです。
例えば、このCMは彼女が作曲し歌っているとのことのようです。
2008 Toki Asako 「How Beautiful」
そうです。ユニクロのCMに使われている曲です。この他にも日産「TEANA」のCMに使われたこんな曲もありました。
2008 土岐麻子 「Waltz for Debby (LIVE)」
そうです。あのビル・エバンスの名演で名高い「Waltz for Debby」に日本語の歌詞を当てて歌ったものですね。この他にも野村證券のCMジングル「まず野村に 聞いてみよう」も彼女が歌っているとのこと。まさに現在CM業界で引っ張りだこの女性ボーカリストだったんですね。
で、土岐という苗字で最初に小生が連想したのが、ジャズ・サックス・プレイヤーの土岐英史さんだったのですが、彼女は土岐さんの娘さんでした・・・・。1976年3月22日生れの33歳。幼少期から父親のライブにくっついていくなどして音楽に目覚め、自らもバンドを結成しギターやベースを担当するなどしてきたものの、自分の声が嫌でボーカルは絶対やらなかったそうです。その後早稲田大学第一文学部に進み、早稲田の軽音楽サークルで先輩から「うまくなくてもいいから、同じセンスのボーカルを探している」と口説かれ、初めて歌うようになったというから驚きです。
1997年にバンド「Cymbals」のリードシンガーとしてデビューするも2004年1月にCymbalsは解散し、2004年2月サックス奏者の父・土岐英史との共同プロデュース・アルバム『STANDARDS~土岐麻子ジャズを歌う~』でソロデビューを果たします。以来CM業界をはじめ、他のミュージシャンの作品に参加するなど多彩な活動を続けてきたとのこと。知りませんでした・・・・。
「ミューズの晩餐 My Song, My Life」の中で、そんな彼女のお気に入りの一曲は小さい頃からいつも家庭で聴いていたという、アース・ウインド&ファイアーの「セプテンバー」だということで、お披露目がありました。こんな感じでした。
2009 土岐麻子 「セプテンバー」
何と言うか癒し系の歌声なのかと思います。本人も「自分が目立つことよりも、聴いている人が主役で自分の音楽はその背景になれればいいと思ってやっています。でも単なるイージー・リスニングというわけでもないのですが・・・。」と言っていました。人となりも実にナチュラルで素敵だなあと思いました。
そんな彼女が辿ってきた経歴、特にデビューした「「Cymbals」」の音楽や、その後の傾向を見ると、どこかにあのピチカート・ファイブの匂いを感じてしまいます。逆に言えば、それほどまでにピチカート・ファイブというユニット(特に小西康陽)の与えた影響力というものがいかに大きかったのかを改めて思い知らされた感があります。
最後にもう1曲。ビッグバンド・ジャズと土岐麻子という組み合わせで・・・・・。
Your Voice (sings with 土岐麻子) 中塚武
中塚 武という作曲家・プロデューサーも早稲田の出身みたいですね。この人物に関しても全く知りませんでした。「どれだけ今を知らないんだ!」とお叱りを受けそうです。しかしこの楽曲などはなかなかイイ感じだと思います。ただこの曲などにもピチカート・ファイブのポップな匂いを感じてしまうのは小生だけでしょうかね? それにしても早稲田の軽音楽の実力はあなどれない・・・。後輩諸君は大したものです・・・・・。わしなんぞはどうしたらいいもんだか・・・・

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